「デコふり」着色料は体に悪い!?使用前に考える“あなたの危険基準”とは。キャラ弁用ふりかけの“原材料”“添加物”について

 

デコふりの色って「着色料」だけど大丈夫なの?

子どもの体に悪い影響はないの?

 

このページに来られた方は、キャラ弁を作るため、子どもにデコふりを使用して良いものか不安に思って調べている方だと思います。

直接子どもの体に入るものなので、商品の評判は気になりますよね。

 

そんなあなたに“弁当侍”から1つ質問です。

「あなたは、お弁当に市販のミートボールを入れますか?」

「子どもに食べさせるのは怖いから入れませんか?」

あなたが、デコふりを使うか迷っているのは、お米に、付けなくても良い「色」をわざわざ付けることで、「着色料」を意識したからでしょう。

鮮やかなふりかけの色は、いかにも人工的な「着色料」という感じがして、少し使用に抵抗を感じてしまっているのですよね。

 

デコふりの色付けに使う着色料などのことを、「食品添加物」と言います。

実はこの「食品添加物」は他にも色々あり、ミートボールを固める時(安定剤)などにも使われています。

 

あなたは、

スーパーに普通に売られ慣れ親しんだミートボールは特に問題視しておらず、

デコふりは、本来必要ない作業(色付け)を自分で行うので、少し不安に感じたのではないでしょうか。


 食品添加物を意識していなかった
普通にスーパーで売られていて、普段から子どもが美味しいと食べているミートボールは添加物を意識していなかった。

 食品添加物を意識した
お弁当作りで初めて知ったデコふり、わざわざご飯に色を付けるための着色料が気になった。

 

デコふりはダメ?ミートボールはいいの?

どちらも食品添加物という点では、以前から話題になっているものです。

「食」について深く調べていくと、食品添加物には僕たちがまだ知らない(意識していないだけ)ことがたくさんあります。

 

添加物の種類や1つ1つの作用は、専門書1冊を読んで見てください。ここではお伝えしきれません。

それらを学んだところで、現代社会では活かせる範囲も限界があります。

 

今回の記事では、デコふりなど着色料について「危険」「安全」という基準ではなく、

あなたがデコふりを「使う」「使わない」という、判断基準の助けになるように説明していきます。

食品添加物全てが悪いと思ってはいません。忙しい日常生活の中で時短できる便利さはあり、全ての添加物を除いた生活というのは現代社会では難しいことも事実です。今回は少し長い内容になりますが、子どものために予備知識として持っておくことをおすすめします。

 

食品添加物について

食品添加物とは、食品衛生法で以下のように定義されています。

食品添加物とは、食品の製造過程で、または食品の加工や保存の目的で食品に添加、混和などの方法によって使用するもの

食品添加物の名称まではあげず、それぞれの作用を簡単に説明します。

特に便利な食品はそのほとんどが食品添加物の恩恵を受けています。

乳化剤 乳脂肪等を均一に混ぜる
香料 香りをつける
安定剤 形作り、舌触りなどをよくする
着色料 色を補う
酸味料 酸味をつける
調味料 味を調える
保存料 腐るのを抑える
発光剤 色を保つ

いろいろな種類がありますが、今回はデコふりに使われている着色料について考えていきましょう。

 

食品添加物を完全な「悪」とは考えておらず、どう付き合うかが大切だと思っています。

 時間に余裕があるなら全て手作りが良いでしょう。
 加工品・インスタント食品・惣菜は買わない。
 腐る前に食べきる量だけという心掛けも良いと思います。

しかし、それが今の生活で全て出来るか、現実的かどうか。

あなた自身がどう使うか、判断する基準をしっかり持つことが大切なのです。

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あなた自身の食の危険基準を作ることが大切

ここで少し僕の基準を作るためにしたことをお話します。

僕がキャラ弁を作り始めたのは長男が幼稚園年少の時でした。それまでは主夫業がメインだったので、家で夕食を作っていました。

 

子どもが生まれて、離乳食を食べさせるとき、気になったんですよね。

」というものが。

「小さい頃から甘いものを食べさせても良いのか」

「ジャンクフードは避けた方が良いのではないか」

長男の1歳の誕生日の時は、無糖プレーンヨーグルトを使うなどして手作りケーキを作りました。
次男からは、かなり手抜きです(笑)
1番目と、2番目以降ってかなり意識が緩くなってしまいますよね。

 

独身時代など自分の夕食だけだったら、カップラーメンでも何でもよく感じていたのですが、子どもが産まれると、食べさせるものが気になります。

当時は、2つの料理系の資格を趣味で取得し、子どもの食の安全を少しでも意識していました。

最低限の見る目を育てよう。

食生活アドバイザーや食品表示検定の資格試験を受けて、少しだけ原材料などを見る意識が増しました。

家庭で、家族に食べさせるものについて、提供する立場で少しは知っておきたいですよね。

 

食品添加物にも様々あるため、デコふり1つを取って、良い悪いという区別をするだけでは根本的な解決にはなりません。

そもそもは食品添加物「着色料」が気になってこの記事に来られたと思いますが、デコふり以外にも様々なたところで食品添加物を摂取している可能性が高いのです。

 

そこで、「あなた自身がどこまで使うか」「どう食品添加物と付き合うか」という線引きが重要になってきます。

あなたは、どこまでを許容しますか?

 

ここからは、「デコふりを使うかどうか」の判断基準になる身近な食べ物との比較などをご紹介します。

もっと詳しく食品添加物について知りたい人は「食品の裏側」などを読んでみると、色んな気づきがあると思います。

 

「知る」ということは家族の食の安全を守る第1歩です。

着色料について

身近な食材との比較の前に、デコふりで使われている食品添加物「着色料」について少し説明を入れておきます。

着色料には「合成着色料」「天然着色料」の2種類があります。

 

合成着色料

以前、化粧品業界にもいた僕は、「合成」というと、すぐ石油系と連想が出来ます。

合成着色料はタール色素で、石油系のコールタールを使っています。

一度は目にしたことがありませんか?「○色○号」という言葉を。

赤色2号黄色4号など日本では許可されていても、人体への影響を考え海外では使用禁止されているものもあります。

Amazonなどでも普通に取り扱われている食用色素。

こちらのリンク先で成分を見ると原材料に「食用赤色102号」と書かれていますよね。

海外ではNGでも、日本では、普通に商品として売られています。

 

日本で認可されている合成着色料12種類は、[赤色2号、赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色104号、赤色105号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号、青色2号]です。

これだけでも知っておくと意識は変わると思います。

まずは成分を見ることを習慣づけることが大切です。

 

天然着色料

天然着色料の場合、原料は花、植物や野菜などで、自然から抽出されています。

代表的なものに、白い花のクチナシの実があり、黄色・赤色・青色などを作り出すことが出来ます。

 

これだけを聞くと、「安全だ!」と思われる方が多いと思いますが、100%ではありません。

化粧品業界の時もよくありましたが、市販の化粧品で「自然由来」とか「植物から」という謳い文句。

確かに、原材料は植物かもしれませんが、それを抽出する過程で鉱物(石油)を使っていることが多くありました。

その方が単価が安くて早く抽出できるという理由からです。

 

天然着色料だから全てが安全ではなく、「合成着色料よりはマシ」という程度の判断基準にとどめておいた方が良いでしょう。

 

「合成着色料」ですぐに思いつく食品、あなたにはありますか?

かき氷に使うシロップ

実は結構な確率で合成着色料が使われています。

例えば、このブルーシロップには「青色1号」と「赤色102号」の合成着色料が使われています。

かき氷は夏祭りなどで食べたりしますよね。どうでしょう、キャラ弁用にデコふりの着色料を気にされて来られたけど、実は身近なところに色々な食品添加物が潜んでいて、普段はあまりに気にしていないものなのです。「合成」「天然」ということも含めて。

デコふり(はごろもフーズ)の着色料

食品添加物の着色料を少しイメージ出来るようになったところで、ここからは実際にデコふりの着色料について見ていきたいと思います。


【デコふりさけ風味】
<オレンジ>着色料(パプリカ色素)
<緑>着色料(紅花黄、クチナシ)
<ピンク>着色料(紅麹、クチナシ)
<黄>着色料(クチナシ)
<赤>着色料(紅麹、クチナシ)
<紫>着色料(クチナシ)

【デコふりたまご風味】
<オレンジ>着色料(パプリカ色素、紅麹、カラメル)
<緑>着色料(紅花黄、クチナシ)
<ピンク>着色料(紅麹)
<黄>着色料(クチナシ)
<赤>着色料(紅麹、カラメル)
<空>着色料(クチナシ)

オレンジやピンクなど、同じ色でもデコふりの味によって、内容成分が違うものもありますね。

主に使われている着色料は、パプリカ色素” “紅花黄” クチナシ” “紅麹(べにこうじ)” “カラメル”です。

 

今回の記事ではこれら1つ1つの善し悪しではなく、あなたがこれらの着色料が入っていても使うかどうかの基準を考えていきます。

やっぱり着色料で色々と入っているんだ。デコふりの着色は気になるから、戦隊ものやプリキュアのふりかけにしようかな!

こう思った方いませんか?

キャラ弁を作るのは大変で難しくても、キャラクターもののふりかけがあるだけで、子どもは喜びますよね。

しかし戦隊ものなどのふりかけにも、着色料は使われているのです。

この通り、「カルメル」「紅麹」「パプリカ色素」など入っています。

 

ふりかけの代表格の1つ「のりたま」にも、カロチノイド色素など着色料が含まれています。

「あなたの基準」の意味が少しずつ感じられていると思います。

デコふりはあえて色を付けるから「着色料」が気になるだけで、気にしていないところでも着色料は多く使われているものなのです。

 

デコふりを使った色付け方法は、

 知らなきゃ損!簡単便利なキャラ弁ご飯の色付けふりかけ「デコふり」の特徴を参考に作ってみてください。

実は身近なところで使われている着色料たち

それでは、ふりかけ以外の普段よく使っている食材はどうでしょうか。

食品添加物は、「時間がかからない」という点を商品のメリットとして付加価値を付けていけるものです。

そこでパパっと作れるものの中から幾つか例をあげてみます。

誰でも簡単に作れるカレールー、「カルメル」「パプリカ色素」が入っています。

大人用だからでは?と思われる方がいるかもしれませんが、1歳から食べられると謳っているものでも、普通に着色料は入っています。

続いて、すぐ出来るもので、麻婆豆腐など中華系はどうでしょうか。

こちらも、パプリカ色素が入っています。

牛乳と混ぜるだけ簡単、フルーチェ。

子どもと一緒に作った経験がある方も多いと思います。

「紅麹」「クチナシ」が入っています。

着色以外に、こちらは凝固する添加物の方が気になりますが。

 

このように、着色料だけ見ても、多くの身近な食品に使われています。

あなたの基準のところにも繋がる話ですが、「カレーは市販のルーは怖いから、カレー粉やターメリックなどから作る」という人には、「デコふり」はアウトでしょう。

あなた自身の物差しで判断していくことが大切です。

 

ただ1つ気をつけてもらいたいことは、

先入観にとらわれないことです。

例えば、昔からお寿司などで使われている「桜でんぶ」

ご飯をピンク色にする場合、「桜でんぶ」と「デコふりのピンク」どちらを人にお勧めしますか?

ネット上でも、桜でんぶを使ったピンク色付けの方法などは載っていますが、

僕はこの場合、デコふりをおすすめします。

こちらの桜でんぶには、赤色106号が着色料で使われているからです。

※合成着色料不使用の桜でんぶもあります。上の商品は近所のスーパーでパッと見たら合成だっただけです。

僕の判断基準は、「合成」より「天然」というところまでで、食品添加物をすべてカットするというところまでは意識していません。

 

頭で判断するのではなく、裏に書かれている原材料をしっかり確認する習慣は大切だと思います。

デコふりの代用、ご飯の色付け方法

ここまで読んで、着色料は不安だからデコふりを使うことをやめようと思った方。

 【ごはん色付け見本集】身近な食材で簡単!キャラ弁カラーマップの中で、身近な食材で作るご飯の色付け方法を説明しています。

朝のキャラ弁作りで時間に余裕がある場合は、ぜひこちらの作り方も参考にしてください。

 

ただし、カラーマップの肌色を作る鮭フレークには、着色料(紅麹、クチナシ、カロチノイド)が含まれています。

結局、デコふりだからダメというわけでは無く、様々なところで着色料は使われているのです。

弁当侍からひとこと

いかがでしたか。

今回はデコふりの着色料について、安全か危険かという点を、あなた自身が着色料(食品添加物)とどう向き合うかという視点からお伝えしました。

 

僕は、デコふりの使用はありだと考えています。

キャラ弁は毎食、毎食作るというわけでは無いですからね。

たまに作る時、その色味が普段の食材から出せない時、時間が無くて頼らないとキャラ弁が作れない時、使用頻度が低いのであれば使う選択肢はありだと考えています。

ただし、これは僕の判断基準です。

 

皆さんがどこをどれだけ重要と捉えるかによって、「使用する」「使用しない」の基準は変わってきます。

あなた自身の許容範囲を見つけて、上手に活用を検討してみてください。

 

 

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