『実際のところキャラ弁を作るのにかかる時間は?』に答えてみた

 

初めてキャラ弁に挑戦をしてみようと思った時や、初めてのキャラクターを作ろうとした朝。

『何時に起きればいいんだろう!?』

って思ったことがありませんか。

お弁当の支度に、朝ごはんの準備に、子どもの着替えや送迎の準備に・・・

『めっちゃ早起きしないとじゃん!!』

と、負担に感じてしまうこともあるかもしれません。

特に運動会の朝なんて、キャラ弁関係なく、朝のキッチンは戦場ですよね(笑)

キャラ弁教室の講師として様々なところに伺う時や、子育て・食育系の講演会でキャラ弁を紹介した時に、

ほぼ100%聞かれる質問があります。

 

『キャラ弁を作るのにどれくらい時間がかかるんですか?』

実は、この質問って結構答えが難しいんですよね。

 作るキャラクターによって全く時間が違う
 作る人の慣れによっても時間が変わってくる
 同じキャラクターを作る時でも作り手の気合いと妥協で変わる

 

だから、『何分です!』とは断言できないのですが・・・

普段は「30分~1時間くらいかな」と伝えています。

 

その時の皆さんの反応は、

「そんなにかかるんですか!?」

という感じ。

朝の忙しい時間に1時間もお弁当作りは無理かも。

そう感じてしまうこともありますよね。

仕事前だったら自分の支度もしないといけないし、下の子が居たら夜泣きがあったり起きてくるまでの時間はゆっくりしたかったり。

キャラ弁作りを継続的に続けていくには、負担に感じないレベルで作ることが大切です。「無理!」と思った日は無理して作らない。子どもには「ごめんね、また今度作るから」と伝えて自身の負担感を優先させましょう

 

キャラ弁作りは手際よくなるまで、けっこう時間かかるんですよね。

普段はおかずとキャラを同時に作っているので、キャラクター1つに集中すれば変わってくるかもしれませんが、

朝のお弁当作りって、色んなことを同時進行ですよね。

 

キャラ弁を作りたいけど実際かかる時間が分からないから朝の忙しい時間に作れる自信がない。

そんな方のために今回は、何分くらい時間があれば、こんなキャラクターが作れますよ!という目安をお伝えします。

主に1年目の写真を集めてみました。

これくらいなら作れるかも!という感覚を見つけてみてください。

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テレビや雑誌撮影時のキャラ弁

いきなり番外編に話が逸れますが、僕の場合はメディアに出演する機会も色々とあるので、そんな時に作るキャラ弁の一部をご紹介します。

正直、こんなの朝から作ってられないよ・・・と思うくらい、負担感はありますよ。

テレビはインサートとかあって、けっこう寄り気味に撮影されるので、細々したところまで神経使って作ります。

インサートってよくテレビの食レポとかで、食べものだけをアップで撮るあれです。

テレビにどアップになるので、実際放送を見ていると細々したところが気になることがあるんですよね、作り手として。

キャラ弁は引き気味で眺めるくらいがちょうど良いです(笑)

例えば、これは息子のサッカーの試合観戦後に家族で食べるお弁当。

テレビ用なので1つ1つ妖怪ウォッチのキャラクターと作りました。

撮影されながらなので、手元震える~という感じで2時間程度かかりました。

普段の朝からそんな余裕はないですよね。

簡易版ですが数が多かったので、なかなか大変でした。

地方テレビ局の取材の時に作ったもの。

ロゴに合わせた文字もなかなか大変でしたが、テレビ局のマスコットも似せるのは難しい場合もあります。

このキャラ弁なんて、見た目ほぼご飯とチーズですよ(笑)

一応チーズの下におかずありますよ。

これで1時間くらいかかりました。

5分~10分で出来るキャラ弁

トトロのまっくろくろすけ

もう、「ジブリありがとう!」というしかない簡単さです。

しかもトトロは小さい子が好きなアニメなので、簡単なのに子どもウケは良い。

ベイマックス

ごめんなさい、写真を載せたいのですが、ここにはあえて載せません。

ディズニー系のキャラ弁は作ることはあるのですが、色々と厳しいので、キャラ弁でもWEB上に載せる際は注意が必要かなと感じています。

その辺り、アメブロやTwitterなど投稿時は気をつけてくださいね。

「ありがとうベイマックス」

載せられないけどジブリのまっくろくろすけ以上にありがとうです(笑)

丸いおにぎりに海苔パンチで丸い目を2つ作って、真ん中に1本海苔の線を入れるだけ。

「絶対今日はキャラ弁がいい!」と子どもにねだられた時の救世主です。

 

10分~20分で出来るキャラ弁

この辺りからは得手不得手で少し時間にズレが出てくるかもしれません。

あくまでも僕の1年目の感覚からお伝えします。

ブタさん

何かのキャラクターというわけでは無いですが、これくらいなら慣れてくると10分ちょっとで2つくらい作れます。

予め材料と道具を用意していたら10分かからないかもしれません。

ぷよぷよ

数によりますが、単調なので10~15分程度で作れます。

但し、ご飯の色付けにデコふりを使った場合です。

「デコふりって何?」と思われた方は『→知らなきゃ損!簡単便利なキャラ弁ご飯の色付けふりかけ「デコふり」の特徴』に詳しく書いています。

ご飯の色付けに身近な食材や調味料を使う場合はそれぞれに時間がかかるため30分は超えてしまいます。

赤・黄・緑についてそれぞれ参考までにご飯の色の付け方をご案内しておきます。

[赤色ご飯の作り方]キャラ弁用ケチャップライス作りのコツ
[黄色ご飯の作り方] 卵の黄身を使ったキャラ弁の色付けポイント
[緑色ご飯の作り方]冷凍食品を使って簡単にキャラ弁の色付け方法

セサミストリート エルモ

USJなどに遊びに行った後作ると喜ばれると思います。

こちらもご飯の色付けを何で行うのかにもよりますが10分ちょっとで出来上がります。

おむすびマン、こむすびマン

サイズを合わせると顔の海苔パーツをまとめて切ることが出来る。

またベースが白なので簡単です。

最終的なバランスを調整する時間も考えて15分もあれば作れます。

ちょうちょう

幼稚園でさなぎが蝶になったよ!と話してくれた時に作ったものです。

ご飯そのものではなく、上に乗せる系であれば比較的簡単に作れるのでおすすめです。

載せる系といえば、こちらもおむすびの上に乗せるタイプの戦隊ものです。

長男が初めて戦隊デビューしたゴセイジャーを作ったものですが、こちらは1時間くらいかかりました。

ただ、考えてみると上に乗せる食材ってほぼ要冷蔵(チーズにカニカマ)なので、

各パーツは前日に作って準備しておきました。

ということで、当日は全てのパーツを乗せるだけだったので10分程度でした。

こいのぼり

こちらもご飯の色付け次第ですがウロコは海苔パンチを使っているので簡単に10分程度で作れます。

3色ご飯を混ぜるので5分では厳しいですね。

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20分~30分で出来るキャラ弁

こいのぼり

1つ上の鯉のぼりに比べると3種巻いたり、カニカマを割いたり作業が増えるので20分は超えます。

ミニオン

ミニオンは子どもから大人まで大人気ですよね。

服の切り方さえマスターすれば量産も可能。

こちらもご飯の色付け次第ですがなれれば15分程度で何体か作れるようになっていくと思います。

最初は20分くらいは欲しいところですね。

30分以上かかるキャラ弁

マリオ

集中して頑張れば30分程度で整うところまで作れると思います。

ただし、目の青色だけは時間がかかるので事前に色付けしてあることが前提です。

この時は着色料(青)を水で溶かし、白いかまぼこを色付けしました。

自然な食材で青色を表現したい時は『→科学実験!キャラ弁用【青色薄焼き卵】の作り方!食用色素・デコふり青の代用おすすめ方法』をご覧ください。

妖怪ウォッチ USAウサピョン

顔の周りをチーズにするか薄焼き卵にするかによっても時間が変わってくる1体でした。

ベイダーモードの方が顔のパーツが単調なので時短できますね。

単調になるほどバランスを取ることが難しくなります。

 

まとめ

今回は、様々な過去弁から制作時間のイメージをお伝えしました。

実際はおかずも一緒に作るのでもっと時間がかかります。

また、作る工程以上に、どの食材をどう使って、どこのパーツを作るか考えることの方は時間がかかることが多いです。

当サイトでは、今後も出来るだけキャラクターをどう作るか考えなくて済むように詳しくレシピを紹介していきたいと思います。

【まとめ】難易度別!ルパンレンジャーvsパトレンジャーキャラ弁の作り方』でレシピ紹介をしているルパンレンジャーとパトレンジャーは、

パトレン1号、パトレン2号、パトレン3号が15分程度、ルパンイエローが20分、ルパンレッド30分、ルパンブルーが30分という感じになっています。

キャラ弁は時間と心に余裕がある時に作りましょう。

 

 

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